34年たった。
つるたに、プレゼントやらを送り返して、
34年が流れた。
34年前の今朝、仏壇の前に座ったら、
パパ、疲れちゃった。
と、つぶやいた。
父の月命日だ。
つるたが、電話に出なくなり、1ヶ月と5日。
その間に、
つるたの実家に電話したら、
お母様が、
結婚の話は聞いていません。
と、のたもうた。
前の年の夏に、
つるたと一緒にごあいさつに伺ったのに。
つるたは、お母様がそう私に話したことを、
知っていたのか?
今となっては、知る術もない。
つるたは、20年前に、首吊り自殺している。
大恋愛の奥さんと子供さん二人残して。
奥さんはわかっていたのか?
つるたの精神病を。
決して視線を合わせない。
いつも、下を向いている。
本人がまるっきり子供。
何を考えているかわからない人だということを。
私は、34年前から、時間が止まったままだ。
完治しない機能性胃腸症やらになり、
生活がメチャクチャだ。
毎日、苦しい。
ぬいぐるみちゃんたちは、
本当に生きているから、
私も寂しくなく、
生きていられる。
ありがとう。