にょろちゃんとお姉の小さな物語。
にょろちゃん。
1990年、10月。
お姉が、8才からお世話になっている、東京吉祥寺におすましの、
ピアノの先生のレッスンに行き、
お姉が、祖母の介護が大変になりましたので、
申し訳ございませんが、しばらくレッスンをお休みさせて下さい。
と、お話ししようとしたら、
約30秒早く、
先生のほうから、
そんな弾き方では、コンクールを受ける子の前で恥ずかしいだろ。
と、言われてしまった。
それっきり、先生のレッスンには行けなくなった。
まだ、バブルの時、
小学生が、日音楽コンクールの小学生の部本出るということで、
特別に、先生のレッスンを受けに来ていた。
から。